2015年6月20日土曜日

宅急便の人も、家では不在票とか入れられてるのか問題

自動運転トラック公道へ。沿道の商売はどうなるんやろ : ギズモード・ジャパン http://www.gizmodo.jp/2015/05/post_17184.html @gizmodojapanさんから

今回の話題はこの記事です。またまたFBからの転載。
最近読んだ、円城塔の「リスを実装する」の印象的なシーンとして、清掃機械の自動化と物流の自動化がありました。それに関連した話題です。

この記事が冷静なのは、ある種の産業の崩壊――というより風景の崩壊まで、その見通しの中に位置づけていることかと思います。
いずれにせよ、物流は私たちのインフラ(不可視の制度)と呼ぶべきものですし、それなしには成り立たないような生活をしている。

この間、クロネコの人もAmazon注文したら、不在票とか入れられてるんやろうかとか話してた。どうなんでしょうか。物流業界の人も当然、私生活があるわけですから、日中は忙しい関係から、アマゾンなどを利用していたりするのかもしれません。
このニュース、色々考えてしまいます。

コンビニにせよ、自販機にせよ、ネットショッピングにせよ、自分たちの「便利」の感覚のいくらかは、物流に支えられていると思う。
いまある高度な物流は一個の革命ではあるけれど、大変な労働環境抜きには考えられないものでもある(そんな宅急便は下に挙げる本が面白いですよ)。


自動化の動きは、消費社会のインフラにも迫っているというニュースでした。それは同時にインフラを支える仕事の減少をも意味するわけですが。
いいニュースなのか悪いニュースなのか。

【参考】
・鷲巣力『宅配便130年戦争』
http://www.amazon.co.jp/…/B00ASUXZW2/ref=cm_sw_r_tw_awdl_Vx…
・高齢者採用を強化=人手不足に対応-コンビニ大手 http://t.co/50XkbUSjGx
これも消費社会の闇って感じですよね。。
・円城塔「リスを実装する」http://www.amazon.co.jp/dp/B00WGS4L18/ref=cm_sw_r_tw_dp_ZCqHvb0J6Y9CE